Tire
■ タイヤを買い換えたい、パンク修理の為に外したい
  • タイヤ交換にしろ、何にしろ、力を要するこういった作業では、勢い余って手を怪我するので、軍手の装着を忘れずに。タイヤというのはゴムで、タイヤが付いているのはゴムが滑らない金属でできているという事を念頭に、怪我の予防に備えておこう。


■ 出てくる用語や道具
  • ビート:タイヤとリムが密接する部分の、固いあの中身。
    ワイヤーだったりケブラーが入っていたり様々。
    基本的にタイヤは、サイドウオール、ビート、パターン面(トラック面)に別れている。


  • ヘラ:タイヤ交換には欠かせない、交換専用のヘラ。
    オレは、これを使わずにパンクさせる事数回。。。


  • リム:言わずもがな、ブレーキが当たるあの車輪というかワッカ



■ フレームに付いたままではタイヤは外れない。
  • フレームからホイールごと外そう。


  • 外したら、空気を抜けるところまで抜いて、タイヤ外しヘラで捲っていく。


  • 第一歩
  • 捲った片方を、中のチューブに当たらないように配慮しながら何かで固定し、ヘラのほうを写真のように立てて引っかけたまま、横に移動させていく。あまりに固くて動かなかったら、CRC 5-56などを吹き付けるのも構わない。


  • ヘラをずらしていく
  • 片面が終わったら裏面も同じ要領で外していく。


  • この作業のポイントは、中のチューブに傷を付けずに優しく配慮してあげる事だ。
    パンク修理するのに余計な手間が増えてしまっては、仕事が増えるだけである。


  • 外し完了

■ タイヤをインストールする
  • インストールというと気取った感じだが、単にタイヤを付ける事を指す。


  • 外すときとは逆に、チューブ自体が円を描くくらいに空気を入れてから、リムにセットするよりも先にタイヤの中に入れておく。


  • 軽く空気を入れておく
    タイヤにセットしておく
  • タイヤのほうにチューブをセットしておく理由としては、タイヤをリムに填め込むときにチューブを痛めないという配慮と、バルブの部分の位置決めをタイヤとチューブ一体にしておいたほうが、後々ずらしたりする時、楽になるからだ。これに関しては人によって意見が分かれると思うので、好きな方法を採るといいだろう。今回は、自分のやり方で解説していく事にする。


  • 先ず、チューブのバルブをリムの穴に差し込んで、そこの位置を正確に決めてからタイヤを填め込んでいく。この時、いきなりタイヤの両辺を入れず、必ず片側づつ決めていこう。理由は、タイヤを填め込む際のリムの外径とタイヤのビート部分の遊びというのは、余裕が少なくシビアだからだ。これをいきなり両方突っ込むと、填めるのにもの凄い労力を伴う事になりかねない。


  • 片側から
  • 上の画像くらいまでは比較的楽に入っていく。
    填り辛いという人は、まずリムの構造を良く見て理解していただきたい。
    double wall rim
    先に述べたようにリムとタイヤの遊びはかなりタイトだから、タイヤのビート部分を一番遊びが出るような場所にずらしてやると良い。つまり、このリムの断面図で言うと、ビートをリムの中央まで持ってきてやれば、その分、反対側の遊びが大きくなるということだ。
    これを踏まえて少しずつ、ヘラがチューブを噛まないように填め込んでいこう。


  • はめ込み方は、片手で填っていない片方がリムに乗っかっているビート部分をリムと一緒に押さえながら、もう片方の手でヘラをめくるように少しずつ「パッチンパッチン」と入れていってやればOK。


  • 片側終了
  • 片面が終了。
    ここで再度チューブのバルブの位置を合わせておこう。


  • もう片側
  • ここからが本番だ。
    大体、上の画像くらいまでは手で填めていけるが、ここまで来てしまうと最早道具無しでは手に負えなくなる。


  • 方辺を固定しつつ
  • 方辺が外れていかないように固定し、もう方辺をヘラで徐々に填め込んでいく


  • この時、固定する方も押し込むヘラの方もチューブに干渉しないように注意していこう。軽く空気が入っているんで、そこそこ道具を避けてくれるが、チューブを意識しつつやると、タイヤ填めでパンクなんて悲しい事態にならなくて済みます。


  • 完了
  • これにて填りました。が、最後の仕上げが残ってます。
    ここで、タイヤ全体を軽く手で揉みほぐしていきます。理由は、填め作業で歪んでしまったチューブを、チューブ本来の形に戻してやる事が目的で、これを忘れて空気を入れると、ねじれたままのチューブに無理が生じてパンクしたり、タイヤのビートにチューブが挟まってしまっていて、そこからパンクしたり、なんていう悲しいことが起こったりします。
    予め、チューブには軽く空気を入れてあるので、揉むだけで目的は達成されます。

  • リムとタイヤにチューブは挟まってませんか?
  • 軽く目視でチェックしてやると、尚良し。


  • バルブの位置も、再度あわせてやりましょう。


  • 空気入れ
  • 最後に、空気を入れて、好みの硬さを調節しましょう。


  • 空気圧の上限は、大体タイヤの側面(サイドウオール)に書いてあります。その数値まではメーカの公称値なので、安全かもしれません。オレは、書いてある数値の80%までを上限として常用してきましたが、特に高圧でパンクしたという悲劇には一度も遭ってません。
    オレの経験談ですが、空気圧が高ければ高いほど路面抵抗が少なくなり、衝撃やスネークバイトのようなパンクに遭う確率も下がっていく傾向にあるので、どうしてもという場合以外は、空気圧を高めにしたほうが何かと楽になると思います。


  • 以上で終了です。チャリにホイールをセットしましょう。お疲れさまでした。
psi表示のない空気入れをお使いの方は、計算機を作りましたので
これを参考にしてkg/cm^2の値を求めるといいかも知れません。
■ Plessure Calc